千葉県松戸市で6年前に屋根の葺き替え工事を行ったK様邸の定期点検にご訪問してきました。
今回、外壁は劣化も軽微でしたので、塗装工事はしておりません。
元々の屋根はコロニアルという薄型スレート屋根で葺かれておりましたが、屋根のトップライト周辺からの雨漏りと今後の耐久性をきにされていたので、屋根塗装ではなく、25年以上大きなメンテナンスの必要がないスーパーガルバリウム鋼板を基材とするIG工業のガルテクトでの葺き替えをお勧めさせて頂きました。
葺き替えとは、
カバー工法と違い、一度既存の屋根材(瓦やコロニアル)をすべて剥がし、防水シート(改質アスファルトルーフィング)も貼り直してからガルバリウム鋼板の金属屋根で葺き直す工事を言います。
金属屋根とはいえ、ポリイソシアヌレートフォームという断熱材が裏側に張って有り、さらに表面には遮熱塗料でコーティングされているので、熱伝導率の高い金属でも熱を屋根裏に伝えにくくする構造となっています。
実際に弊社が保有している実験機でも、一般のコロニアル屋根材に比べて、表面温度で20℃近くガルテクトの方が低くなります。