危険!?棟板金の【貫板】が浮いている!このままでは強風で..~木材下地をガルベースへ交換~
皆様、こんにちは!熱中症アラートが毎日出ており、外を歩いているだけでも大変な暑さとなっております。夜間に熱中症になってしまう危険もありますので、十分ご注意下さい。本日は数々のシャイン施工事例の中から棟板金についてピックアップして詳しく解説していきます!テーマは【棟板金とは?棟板金が浮いてしまう原因と棟板金が浮いてしまうとどうなるのか..そしてその修繕方法】についてです!
【棟板金】とは、屋根のてっぺんに取り付けられている部材です。お客様にとって、屋根のてっぺんにある【棟板金】はほとんど見る機会がない箇所ではないでしょうか?
その為、現在自宅の棟板金がどのような状態なのか分からない…という事も多いと思います。
柏市N様邸の施工事例の一部をピックアップさせていただきます!N様邸の屋根ですが、棟板金が浮いてしまっているのが確認出来ます。こちらは棟板金の不具合の特徴である、棟板金自体の浮きと棟板金に打たれている釘が浮いている状態です。
釘で固定されている棟板金が何故このように浮いてしまうのでしょうか?
『棟板金』の下には下地材が入っています。
その下地材には、現在でも通常『木材』が使用されているのです。
勿論、施工時はキレイな新品の木材です【画像①参照】
しかし、その木材下地は長年風雨にさらされる事により、
棟板金と木材を止めている釘穴から水が浸入していき下地となっている木材が少しずつ腐食していくのです。
【画像②】
【画像①】
新品の木材下地の例
【画像②】
腐食している木材下地の例
下地の木材は棟板金の下にあるのに?
そんな小さな隙間からでも水が浸入してしまうの?
更に説明をしていきたいと思います。
小さな釘穴からでも雨水は侵入していきます…そして...
腐食が進みボロボロになってしまった木材下地の例
棟板金と下地である木材はピタリとはまっている為、水が浸入していくとは考えられない!と思うかもしれません。
しかし、釘穴のようなとても小さな隙間からも確実に水は入っていきます。
小さな隙間からでも水が浸入していき、その結果年月の経過と共に下地である木材が腐食していきます。
木材が腐食してしまう事で、棟板金の浮きが起こってしまうのです。
下地の木材が腐食すると何故棟板金の浮きが発生するのか?
長年風雨にさらされる事により木材の腐食が進んでいきます。
そうなると、棟板金と木材を止めている釘穴が次第にゆるんでいくのです。
その結果、釘を止めている力が失われていき釘が浮き棟板金自体も浮いてしまうのです。
それを放っておくと最終的には風の力に耐えらえなくなり、遂には棟板金が飛ばされてしまうという恐ろしい事態が起こってしまう可能性が高くなるのです!
棟板金はガルバリウム鋼板製が主流なのですが、金属屋根でも未だに下地には外部との相性の悪い『木材』が使われているのが現状です。
木材下地に変わる『ガルバリウム鋼板』の下地材『ガルベース』
木材下地に変わるカルバリウム鋼板製の下地材『ガルベース』
柏市N様邸の木材下地をガルベースへ交換する工事を行いました。
シャインでは木材下地に変わる『ガルバリウム鋼板』の下地材『ガルベース』を採用しております。
木のように腐食する事がなく、優秀な棟板金下地材です。
既存の棟板金を取り外した状態
既存の木材下地を撤去
ガルベースの設置
既存の棟板金の設置(シーリング施工・釘頭)
既存の棟板金の取付け
完成
棟板金の下地の木材の状態はあけてみないと分からない!
シャインでは現地調査の際に棟板金の状態
『釘が浮いているか』
『棟板金自体が浮いていないか』等を確認し、必要であれば触診を行い状態が良好かそうでないかを診断させて頂いております。
釘が浮いている、棟板金自体が浮いている状態は危険度が高いです。
現地調査の際、釘が浮いていたり棟板金自体が浮いている場合十数年後の次回のメンテナンスまで下地が持つ可能性は低いと考えられますので棟板金下地の交換をお勧めしております。
柏市のシャインは外壁屋根塗装・金属屋根の専門店です!
棟板金は屋根材より早く進んでしまう部材であるのにも関わらず、屋根のてっぺんに取り付けられている、という事も重なりお客様にとって気づきずらい箇所とも言えます。
しかし、気づかずにそのままにしてしまうと近隣の方を巻き込んでしまうかもしれない程の重大な事故が起こる可能性もございます。
そしてシャインでは常に、
【無料相談】【無料見積り】【無料診断】を行っております。
築10年を過ぎたら是非定期的なメンテナンスを!
どんな些細な事でも構いません。
シャインではお客様に寄り添った丁寧な対応を心掛けておりますのでお気軽にお問い合わせください!