積水ハウスやパナソニックホームズ・一条工務店…ハウスメーカーの外壁塗装が高いワケを解説
積水ハウスやダイワハウス、パナソニックホームズ・一条工務店等...ハウスメーカーで住宅を建て、お住まいの方は多いのではないでしょうか?10年ほど経過すると、ハウスメーカーからメンテナンスのお知らせが来るかと思います。ハウスメーカーから出された費用を聞いて驚く方もいらっしゃるのでは..?
とある方のお話ですが、ハウスメーカーの提示してきた見積り金額は約400万円!
筆者の私は、そんなの無理..
払えるわけない..!と思いました。
でもお客様の中には....家を建てたハウスメーカーに依頼するのが安心なのでは...?
ご近所さんはハウスメーカーに依頼していたし...お友達もほとんどはハウスメーカーに外壁屋根塗装してもらってたし...それならやっぱり安心だし高くてもそんなものなのかも...と決断する前に!!
高額なハウスメーカーに依頼しなくても、より良いメンテナンスが可能かもしれません!そもそもハウスメーカーが出してくる金額は通常の外壁屋根塗装工事の相場より、約10%~30%ほど高額となっています。何故ハウスメーカーの外壁屋根塗装工事の金額は高額なのか?そのワケを解説していきます!
ハウスメーカーは大きく4系統に分かれています。それぞれのハウスメーカーによって、外壁材の構造や塗装仕様が異なります。
特殊な構造の外壁材が多いのもハウスメーカーの特徴です。そしてこの特殊な構造が、メンテナンスにも直結するのです!
多くの方は、『ハウスメーカーの塗装業者の職人が外壁屋根塗装工事をしてくれるのだろう』
こう思っているかもしれません。
しかし、残念ながらそうではありません。
ハウスメーカーが自社で直接工事を行うことはほぼありません!
実際のところ、多くの場合下請けの塗装業者へ外注として依頼、更にそこから孫請け業者の渡ることもあり、そこから現場職人が施工することになります。
その間に一次下請け・二次下請けといった複数の業者が入る為、中間マージン【管理料・紹介料・保証料・利益】上乗せされて積み上がり最終的な見積額が相場金額よりも高くなってしまうのです。
ハウスメーカーは依頼者から工事全体を受注する役割のみです。
ハウスメーカーのブランド力や品質保証のほか、総合的な管理に関して利益を得ているのです。
下請け業者がいくつ存在しているかは、それぞれのハウスメーカーにより異なります。一次下請けはハウスメーカーから直接、外壁屋根塗装工事の施工を請け負う業者です。規模の大きい塗装専門業者や、地域の建設会社等が請け負うことが多いです。一次下請け業者の利益などの費用が発生します。しかし、下請けだとしても自ら施工するとは限りません!さらに下の二次下請けに依頼する場合もあります。
一次下請け業者が施工を行わない場合、【段取り・監督・報告書作成】等を担います。
ハウスメーカーより、工期やコストなどの指示に従う立場にあります。
一次下請けは“現場とメーカーの間で板挟み”になりやすいポジションであるといえます。
一次下請け業者から依頼を受けて施工します。一次下請けより小規模な専門業者などが請け負っています。
ここでも二次下請け業者の利益などの費用が発生します。
中間マージンはそれぞれに発生する為、費用が積み上がり高額になってしまいます。
実際に外壁屋根塗装を行うのは、二次下請け業者です。
二次下請け業者は、元請けのハウスメーカー〜一次下請けから「単価を抑えて請ける」かたちとなってしまいます。その為1棟あたりの利益率は低くなり、材料・手間を削減せざるを得ないケースが起こる可能性も...。
「施工品質」は二次下請け業者の技術力で決まります、しかし価格のしわ寄せもここに来るといえます。
ハウスメーカーの標準仕様は、高グレードな傾向となっています。
使用される塗料に関しても、耐用年数・防水性能や透湿性能などより機能性の高い製品を使用されています。
ハウスメーカーの専用塗料なども含め、それらが標準仕様となっている為、必然的に外壁屋根塗装の費用も通常より高額になってしまいます。
ハウスメーカーのブランドイメージを保つには、品質の維持が重要です。
したがってハウスメーカーは、必然的に高耐久性や機能性の豊富な塗料を選びます。
その姿勢や方針がハウスメーカーの信頼性を強固にします。
しかし、実際に施工を行うのはハウスメーカーではないということを頭に入れておきましょう。
各ハウスメーカーは独自の外壁材やジョイント部材を使用しています。積水ハウスの目地に使用されている【ガスケット】が有名です。ハウスメーカー側から専用の塗料や専用のプライマー、指定の工法が必要となるケースがあり、材料費が高騰する可能性も。
ブランド保証やハウスメーカーへ依頼する安心感の費用が上乗せされている
大手ハウスメーカーのテレビCMや住宅展示場など、とても良く見かけます。
ハウスメーカーはそのような広告宣伝活動を大々的に行っています。
そのような大規模な広告宣伝活動(ブランドイメージの維持)の費用も外壁屋根塗装の金額に反映されています。
更には、長期保証や塗装後の点検などのアフターサービスの価格も含まれるので高額になってしまいます。
ハウスメーカーの長期保証や定期点検、大手ハウスメーカーならではの安心感や信頼は確かな安心材料です。
しかし、実際にはその保証費用やブランド価値が外壁屋根塗装費用に含まれてしまうのです...。
費用は高額!それでもハウスメーカーに外壁屋根塗装を依頼するメリットとデメリット
ハウスメーカーの外壁屋根塗装は【コスパではなくリスク回避型の選択】ともいえます。
ハウスメーカーに外壁屋根塗装を依頼すると、ハウスメーカーが依頼した下請け業者が塗装します。その為、依頼者であるお客様自身が塗装業者を選ぶことは出来ないのです。先述いたしました通り、ハウスメーカーが外壁屋根塗装工事を行うことはありません!実際には下請け業者が塗装を行うので、技術力や仕上がりは下請け業者の腕次第です。必ずしも、ハウスメーカーの品質=現場の品質ではないのが現状です。その他にも、依頼者であるお客様側はハウスメーカーで決められた規定の塗料や施工方法しか選べない不自由さがあります。ハウスメーカーの外壁屋根塗装では、使用できる塗料や工法が指定されている【パッケージプラン】が中心となっており、色やデザインなどのこだわりを持つお客様にとっては物足りないと感じることもあるでしょう。地元の一般塗装業者のように遮熱塗料や無機塗料・ラジカル塗料など...ハウスメーカーでは、多様な塗料から自由に選ぶことはできません。
おススメ!!地元の外壁塗装専門業者に依頼するという選択肢
何故、地元の外壁屋根塗装専門業者がおススメなのでしょうか?
それはズバリ!【同品質で!より安く!より丁寧に!】このような施工ができるのが地元の塗装専門店の強みです。
外壁塗装専門の業者は、高い技術力を持つ業者が多いです。
更に地域密着型の塗装業者は、その地域の住民からの信頼から成り立っています。
人柄や対応の良さや柔軟さ・知識の豊富さもおすすめ出来る理由です。
ハウスメーカーとの違いを様々な観点からわかりやすく解説します!
中間マージンが発生しないので、ハウスメーカーより費用が安い
ハウスメーカーは塗装を行わない為、下請け・孫請けに工事を依頼します。その際に何層もの中間マージンが発生することにより同じ工事内容にも関わらず、金額が高額となります。その点、地元の外壁屋根塗装専門業者ならお客様と直接契約を交わす為、中間マージンはゼロ!同じ職人が施工したとしても、契約ルートの違いだけで価格が変わってしまいます。
その分の費用をより良い高品質な工事へと回すことが可能です。
地元の外壁屋根塗装専門業者は営業担当・現場管理・施工が一本化しています。打ち合わせをした営業担当者が現場にも入るので、細かな箇所の希望が伝わりやすくなっています。そして、職人が自社施工や専属の職人であるため、手抜き工事が起こることはありません。
品質の差は「誰が、どのように塗るか」で決まります!地元の外壁屋根塗装専門業者店は現場責任が明確です!
ハウスメーカーは既定の塗料しか選べず、選択肢が狭くなってしまいます。しかし、地元の外壁屋根塗装専門業者であれば、お客様の要望や予算に合わせた塗料を選ぶことが可能です。地元の外壁屋根塗装専門業者店は、
塗料メーカー(日本ペイントやアステックペイントなど)から仕入れが可能で、コストを抑えつつ選択肢が豊富です。
困った時にはすぐに駆けつけてくれる!アフターフォローが早く顔が見える良い関係が築ける
地元の外壁屋根塗装専門業者なら施工後の不具合や、施工後数年経過した際の不具合にもすぐ駆けつけられます。職人や施工管理担当が直接対応することも多いので、その場で問題を解決することが可能です!反対にハウスメーカーの場合ですと、まずはサポートセンターなどへ連絡し担当部署からの連絡を待つことになります。その為、不具合が生じても対応してもらうまでに時間がかかってしまいます。地元の外壁屋根塗装専門業者であれば、スピーディー!不具合に対応してもらうまでの不安な時間を過ごすことがなくなるのではないでしょうか?地元の信頼を守ることが、最大の営業活動!誠実な対応が品質に直結します。
地元の外壁屋根塗装専門業者業者の見積りは、【足場】【洗浄】【下塗り】【中塗り】【上塗り】【付帯部】など、それぞれの工程別に金額が詳細に記載してあります。
それに対してハウスメーカーは【一式見積】の記載が多く見受けられ、内容が詳しくなく不透明です。しかし、見積りの内容には注意して下さい!ハウスメーカーではなくても塗装業者の中には、【外壁塗装一式○○万円】のような記載をしてくる業者も存在します。詳しい工程や金額の明記のない見積書では、下塗りを行うのか、塗料は何回塗りなのか、どのような塗料を使用するのかという内容が分からず、工事の透明性がありません。しっかりとした業者であれば、見積書の内容が細かく明記されているはずです!納得のいく提案、お客様に寄り添った対応や細かな相談にのってくれるなど...業者を選ぶ際のポイントとして押さえておきましょう!
でも、自分で塗装業者を探すのは難しい...業者選びで失敗しない為に
ダイワハウスの住宅にお住いのお客様から口コミとアンケートをいただきました!

この度は大切な工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました!
ハウスメーカーのお家ということもあり、心配な点もあったかとは思いますが、ご提案から工事完了までご満足いただける工事ができ、とても安心しております。
また、管理体制や施工内容につきましても感謝の言葉をいただきとても嬉しく思います。
今後ともお住まいのことでお力になれればと思いますのでアフターメンテナンス含め何卒末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
それでも安心したい!ハウスメーカーでの塗装がおすすめな方は?
費用が高額になったとしても、やはり家を建てた大手企業にお願いして安心したい!
安心感に付随して、住宅の延長保証や長期保証を受けたい場合も同様です。
その際には、ハウスメーカーが指定するメンテナンスを受けることが条件となっていることが多いです。
そのような方には、ハウスメーカーの外壁屋根塗装を依頼するのが最適なのではないでしょうか?
大手企業の信頼性・倒産リスクの低さは安心材料につながります。
自分で業者を探すのが大変、他社と比較検討する時間がない
日々のお仕事や子育てに忙しく、複数の業者へ相見積もりをしたり、打ち合わせをする時間を省略したい方もハウスメーカーの外壁屋根塗装には向いているでしょう。
しかし、複数業者の相見積もりは適正な相場を知る為には重要なポイントです。
手間暇をかけることが大切であることも、念頭に置いていただければ幸いです。
【参考記事 】
➡ 最低3社から取りましょう!相見積りは重要です!
費用面やメンテナンス自体に特にこだわりがなく、手続きなどを簡単に済ませたい...
そのようなお客様にとってはハウスメーカーは魅力的なのではないでしょうか?
ハウスメーカーの外壁屋根塗装は【コスパではなくリスク回避型の選択】
【ハウスメーカーでの外壁屋根塗装が高額な理由】
・数社の下請け業者を挟むことにより発生する中間マージン存在
・大手の広告宣伝活動による費用やグレードの高さが費用に反映される
【地元の外壁屋根塗装専門業者に依頼した場合】
・中間マージンが発生しない為、価格が抑えられる
・塗料や予算・機能性などの希望に対応できる業者を選ぶと満足度の高い工事が出来る
・品質保証や定期点検などのアフターサービスが充実している業者も増えている
柏市のシャインでは、ハウスメーカーの施工実績がございます!
大きな買い物である外壁屋根塗装工事。
少しでも費用を抑えたい!
そのようなお客様、ぜひご相談下さい。
柏市のシャインでは、様々なお客様の不安や悩みに寄り添う塗装業者でありたいと思っております。
シャインでは、お客様の気持ちに寄り添った丁寧な対応を心がけております。そしてシャインでは常に、【無料相談】【無料見積り】【無料診断】を行っております。
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