破風板下の軒天にシミが..下地木材が腐食してボロボロに!浴室下の幕板も腐食~対処と工事内容を詳しく!
こんにちは!柏市・松戸市の外装屋根塗装と金属屋根専門店のシャインです!
梅雨も明け、本格的な夏がやってきました。毎日体温並みの暑さです。熱中症対策は万全に、暑さを乗り切っていきましょう!本日の内容は、シャインの数ある施工事例の中からピックアップし破風板と幕板の修繕箇所についての解説です
【破風板(はふいた)】
家の妻側(簡単に言いますと家の三角の箇所)に取り付けられる部材です。
風雨から家を守る役割や、屋根の構造部材を隠す役割があります。
屋根の妻側は風の影響を受けやすいので、風を遮り屋根への風の吹きこみを防ぎ、雨の侵入も防止します。
更に火災時に延焼を防ぐ役割も果たし、特に屋根裏の延焼を防止する効果があります。風雨を一心に受ける為、屋根や外壁よりも早く劣化していってしまう箇所でもありますので注意が必要です。
【幕板】
家の外壁で境界的な役割を持つ部材です。
例えば一階と二階を区切るように設置されたりしますね。
装飾的な面もありますが、外壁の繋ぎ目を隠す、雨水の侵入を防止する役割も果たしています。
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破風板・幕板共に、紫外線や風雨を受け塗膜のひび割れやシーリングの劣化、腐食等が発生します。
特に木材を使用している場合は注意が必要です。
木材を使用した破風板は、かつての住宅では一般的な破風板の材質でした。
しかし他の材質と比較すると耐火性が低い為、現在は窯業系や金属系の材質が主流になっていますが、築20年ほどの住宅ではまだまだ目にすることがあります。
また木材自身が伸縮することで、塗膜がはがれやすいのも弱点の一つです。
剥がれた塗膜から雨水が浸入して腐食の原因となります。
【木材を使用した破風板と幕板】
経年で既存の塗膜が劣化し、ポロポロと剥がれ落ちてしまっている状態
【窯業系の破風板】
表面の塗膜の剥離と割れ
シーリングの破断も発生
【窯業系の幕板】
繋ぎ目のシーリングが破断
幕板周囲の塗膜が剥離し材質自体が劣化
全体的に劣化した状態でしたが、破風板下の軒天にシミが見られました。そして、表面の劣化した隙間をよく見ると下から釘がのぞいていました。
破風板を取り外して、中の下地を確認してみたところ・・
下地の木材が腐食し、ボロボロの状態でした。
破風板のてっぺんから雨水が浸入し、そこから下に伝っていく為に破風板の下の箇所の下地が特に腐食しています。
N様邸は築23年経年劣化により、破風板に隙間が出来ていました。この隙間から雨水が浸入していき、下地の木材が徐々に腐食していったと思われます。
浴室から流れ出た水が原因で、幕板が劣化しておりました。
腐食した木材下地の撤去
新たな木材下地の取付け
破風板の繋ぎ目のシーリング処理
破風板の塗装
浴室下の幕板の修繕~水が幕板にかからないように水切りの設置
今後同様なことが起こらないよう、浴室からの水がかからないように水切りを設置いたしました。
水切りを設置することで、直接水が幕板にかかるのを防ぎます!
幕板に下地を塗布後パテにて補修
その後塗装
水切りの設置
シーリングを均して完成
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