屋根リフォームの種類と屋根カバー工法について

屋根リフォームの種類と屋根カバー工法について

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外壁塗装を検討する際、屋根のメンテナンスとして屋根塗装を検討する方が多いのではないでしょうか。
ですが、既存の屋根材や劣化の程度によっては、屋根塗装ができないことがあります
塗装できない、あるいは塗装に不向きな物があり、それぞれの種類に合った工法を判断する必要があります。
また、屋根材の傷みが激しかったり、変形が起きている状態では、いくら塗装したところで長持ちしません。

「世の中の60%は”塗れない”屋根」にて、塗装ができない屋根について詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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家のことを考えると、屋根材と共に下地を新しいものに取り替える葺き替えが一番いい方法ですが、葺き替えは非常に高額な費用がかかってしまいます。
あまり予算がないけれど、補修をしっかりしたい・・・。そのような場合、シャインではカバー工法をおすすめしています。

シャインの施工事例で、よくご紹介しているカバー工法。でもカバー工法ってなんだろう?
今回はカバー工法の施工方法と、カバー工法で使用するシャインおすすめの屋根材をご紹介します。


屋根リフォームの種類

カバー工法についてご紹介する前に、屋根リフォームの種類についてご紹介します。
屋根のリフォームをする際に大きく「再塗装」「葺き替え」「カバー工法」の3種類があります。
それぞれに既存の屋根との相性と、メリット、デメリットがあります。

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劣化した屋根に再塗装をします。費用が安くおさえられ、工事の期間が短くて済むメリットがあります。
ですが、劣化状況や屋根材によっては塗装できないものがあり注意が必要です。

「世の中の60%は”塗れない”屋根」にて、塗装が可能か不可能かを、屋根の症状、屋根材の種類別にご紹介しておりますので、ご自身の屋根の状況にあった正しいリフォームをするためにもぜひ一度ご覧ください。


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葺き替えは既存の屋根材をはがし、新しい屋根材に替える工法です。
屋根材だけではなく、下地である野地板や防水シートも取り換えるのが一般的です。
屋根の葺き替えは、屋根材と共に下地も全て新しく取り替えるので、屋根の機能が全て新しくなります。そのため、家そのものの寿命を延ばすことができます。

ですが、屋根材と下地をすべて取り替えるため材料費、施工費共に高額になります。
また、撤去したあとの屋根材などを処理する際、廃棄物処理費用がかかります。
既存の屋根がアスベストを含むものですと、さらに高額になります。
解体工事を行うと粉塵が飛散するため、アスベストが飛散してしまう恐れがあり特別な対策が必要です。


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カバー工法は、既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を施工する工法です
既存の屋根に新しく屋根材をかぶせるので、基本的に廃材を処分する費用や、撤去する費用がかからないので安価で施工できます。
新しく葺き替える際に、一般的に金属製の屋根材を使用するので屋根の耐久性が向上します。
また、既存の屋根がアスベストを含む屋根材でも、アスベストが飛散する心配がありません。

既存の屋根材や、屋根の下地が腐食して劣化が激しい場合は、釘が打ち込めないのでカバー工法はできません。
カバー工法は安価で耐久性を上げることができますが、屋根が二重になるので少し屋根が重くなります。
しかし、現在は軽量で高耐久の金属製の屋根材が開発されておりますので、それほど心配することはありません。
屋根が二重なので、万が一雨漏りが起きてしまった際に原因の特定が難しくなってしまうことがあります。


カバー工法について

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カバー工法は既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を施工する工法です。
スレート瓦を用いた屋根によく施工されています。
カバー工法では「ガルバリウム鋼板」でできている、金属製の屋根材が多く用いられています。ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成る、アルミ亜鉛合金メッキ鋼板です。
また、ガルバリウム鋼板の生産工程をさらに改良し、より高い耐久性の「ジンカリウム鋼板」もあり、どちらもカバー工法によく用いられる屋根材です。

ガルバリウム鋼板には以下のような、メリットとデメリットがあります。
メリット
リサイクルできる
防火性が高い
耐久性が高い
錆びにくい
デメリット
防音性が低い
断熱性が低い
衝撃に弱い
ガルバリウム鋼板自体に、デメリットとして防音性の低さ、断熱性の低さがあります。ですが、屋根材として開発されたガルバリウム鋼板の「スーパーガルテクトガルテクト」や「横暖ルーフ」は、断熱材を用いることで断熱性を上げ、防音加工が施されています。

開発が進み、ガルバリウム鋼板よりも耐久性が向上したスーパーガルバリウム鋼板が主に用いられています。
ガルバリウム鋼板の耐久年数が10年程であるのに対し、スーパーガルバリウム鋼板の穴開き保証は20~25年です。
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出典: 株式会社ディートレーディング D's Roofing

現在は、セラミックコーティングされた天然石粒を表面に用いた、金属屋根材の人気が上がってきています。
上記の画像のように金属屋根材で有名なD's Roofingには、カラーリングも様々な種類のものがあり、洋風の住宅にも和風の住宅に違和感なく施工することができます。
天然石粒付き鋼板屋根の最大の特徴は石粒が屋根の色を表現していることです。

また、表面石粒の凸凹は雨粒を拡散させる効果があり、通常の平滑な表面に比べ雨粒が小さくあたります。
それにより、鋼板屋根の「うるさい音」の原因である雨音を抑えることができます。

「金属屋根 商品紹介」でシャイン一押しの金属屋根を、ランキング形式でさらにわかりやすく紹介しておりますので、カバー工法をご検討されている方はぜひご覧ください。


カバー工法施工の様子

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実際に、カバー工法はどのような手順で施工が進められるのでしょうか。今回は一般的なカバー工法の施工の様子をご紹介します。

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 棟板金を撤去した既存の屋根
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貫板(芯木)を撤去した既存の屋根
既存の屋根の下地処理をします。
今までの屋根に設置されていた板金とそれを固定していた貫板(芯木)を撤去します。
屋根に雪止めが設置されている場合は、雪止めも撤去します。撤去と同時に屋根の清掃もします。

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次に、雨漏り防止のために下地に透湿防水シートを貼っていきます。万が一、雨水が侵入してきても家屋内部、特に木材部分に浸透していくのを防いでくれます。

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下地の透湿防水シートを敷いた後は、新しい屋根材を葺いていきます。
今回はディートレーディングというメーカーの、ガルバリウム鋼板「D's Roofing ディプロマットスター(CAFE)」を使用しました。ディプロマットスターは、セラミックコーティングされた自然石粒を表面に用いてるので、温かみのあるおしゃれな屋根に仕上がります。

新しい屋根材は、屋根の形に添ってきれいにカットして葺いていきます。

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屋根材を葺いたあとは、棟カバーを設置していきます。棟カバーは、メーカー指定のステンレス釘を使用し、横から留め付けていきます。

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棟板金のつなぎ目や、釘頭にコーキングを盛り付ける事により、経年による抜けの防止や微細な雨水の侵入を防ぐ役割をしてくれます。コーキング処理を怠るとそこからまた水が入り劣化が始まってしまいますので、しっかりと繋ぎ目や釘頭にコーキング処理を行いました。

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カバー工法により、ナチュラルでおしゃれやな屋根に仕上がりました。おしゃれなだけでなく雨漏りの心配がない、この先何十年と安心して暮らせる屋根になりました。

以上が、カバー工法の一般的な手順になります。


太陽光発電はつけられない?

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カバー工法について調べていると、太陽光発電は設置できないと多くのサイトで記載されています。
ですが、現在はメーカーが屋根材にあった専用の金具を開発しており、キャッチ工法など軒先から金具で固定する、太陽光発電を設置できるようになっています。
屋根の形状や、屋根材によって施工法が変わるのはもちろん、無理に設置してしまうとメーカーの保証が受けられなくなってしまうことがあります。
カバー工法を施工した上で、太陽光発電をご検討されている方は一度ご相談ください。


最後に・・・

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屋根のリフォームの種類と、カバー工法についてご紹介しましたがいかがでしたか?

屋根リフォームをする際は、ご自身の屋根の種類と状況にあわせてリフォームすることが重要です。
スレート屋根のリフォームでよく施工されている、カバー工法にもメリット・デメリットがあります。
シャインではメリットだけではなく、デメリットについてもきちんとお客様にご説明いたします。

弊社は塗装だけでなく屋根リフォームも取り扱っておりますので、屋根塗装をするか屋根リフォームをするのかお悩みの方は
お気軽にシャインへご相談下さい。
屋根の状態にあった内容を総合的に判断し、最適な方法をご提案させていただきます。



(有)シャインは千葉県柏市を中心に、北はつくば市や土浦市、西は墨田区、南は千葉市や市原市、東は成田市や富里市など、多方面からもご相談だけでなく、外壁塗装や屋根リフォームに関する工事依頼を頂いております。