外壁リフォームをする時に、まず気になるのは費用ですよね。常日頃から目にしているものでもないため相場がわかりにくい上、聞く人によって値段はさまざま…。
ある程度、かかる費用を知ることでしっかりと準備してリフォームをすることができます。費用を把握するためにできることと、現場に合わせた支払いの選択方法を見てみましょう。
コラムのポイント
・外壁リフォームの詳しい費用を把握するためには、インターネット上の情報だけでなく、まずは外壁診断をしてもらい見積もりを出してもらうようにしましょう。 ・費用は、使う外壁や塗料のグレード、効果によって変わってきます。 ・外壁リフォームに向けてコツコツ貯蓄をしたり、リフォームローンを利用したりして、必要な時に最適な外壁リフォームをおこないましょう。
外壁リフォームを行う場合、いくら費用がかかったのか、どのような工事を行ったのかはインターネットで調べることができます。しかし、費用を知ることはできますが、今住んでいる家とは建てた工務店だけでなく、気候や環境、築年数、関わった職人スキルなど全て違うのが実情です。
今の家の状態を見て、外壁リフォームにいくらかかるか把握するためには、まずは見積もりを取りましょう。簡単な延べ床面積や外壁タイプを入力してシミュレーションすることもできますが、見積もりを取ることをお勧めします。家に業者が来るのはちょっと…騙されたら嫌だし…と思うかもしれませんが、もっとも的確な方法です。
① お問い合わせ
まずは業者にお問い合わせです。メールまたは電話にて連絡をし、おおまかな外壁状況のヒアリングをしてもらいます。その際、都合がつけば訪問日時の相談もしておきましょう。
・外壁の種類
・現在状況
・築年数(今までの外壁リフォーム経験の有無)
などの情報を準備しておくと、スムーズに話を進めることができます。
② 訪問診断当日
お問い合わせで決めた日程で、訪問診断が行われます。
視診や触診だけでなく、専門の器具を使い本格的な調査を行います。
・打診棒調査
打診用のハンマーで外壁を叩きながら行う調査のことで、塗膜やタイルの浮きをチェックします。
・含水率測定
塗膜の劣化やひび割れなどによって、外壁は雨水を含んでしまいます。水分を含んだ外壁の上から塗装してしまうと、含まれている水分が蒸発しようとして新しい塗膜が膨れてしまう場合があります。目で見て、どのくらい水分を含んでいるかはわからないので、含水率を見て塗装が可能な状態かチェックします。
・ひび割れ調査
ひび割れの状況を調査します。その上で、どのような補修方法が適正かをチェックします。
・30倍スコープ調査
目には見えない劣化も、スコープを使うことで詳細にチェックすることができます。
・赤外線調査
外壁を傷つけることなく、漏水を視覚的に確認することができます。壁の内部の状態をチェックします。
・シーリング調査
シーリングとは、建物の隙間を埋めるゴム状の材料のことを言います。このシーリングの劣化状態をチェックします。
・温度設定
遮熱塗装の効果は持続しているのかなどの温度差をチェックします。
・実際の塗装面測定
正確な施工面積を算出し、実際に塗装をする場合どれだけの面積に塗装をすることになるのか、という数値を出します。
・単眼鏡検査
小型の望遠鏡を使い、屋根に上がれない場所でも確認をします。
これだけのチェックをおこないます。これらは職人でなければ判断できないことがほとんどですし、実際に業者にお願いしたからこそ把握できることなのです。
③ 診断書・見積り書の出来上がり
診断書を元に、見積もりが出来上がります。
もしも外壁リフォームを今おこなう場合、現場の状況や立地、日当たりの状況、周辺環境に合わせて、塗料などの材料をチョイスして計画を進めることもできます。
このような流れに沿って外壁診断を行い、見積もりを出すことができます。シミュレーションではわからないことも、詳しく知ることができます。
正確な外壁リフォーム費用を知るためにも、ぜひ見積もりを取るようにしましょう。
外壁塗装は、人件費や材料費など全て含まれています。ここで、費用を大きく左右するのが外壁や塗料です。
外壁や塗料は、グレードや耐久年数、使用量によって大きく価格が変わってきます。
外壁(塗装面積150㎡の場合)
・モルタル外壁(578,000円)
日本ペイントの水性シリコン塗料を使用した場合の料金。
・サイディング外壁(732,500円)
日本ペイントの水性シリコン塗料を使用した場合の料金。
・ALC外壁(789,000円)
ALCパネルを日本ペイントの水性シリコンで塗装した場合の料金。
ALCパネルとは、軽量発泡コンクリート(autoclaved lightweight aerated concrete)の略で、近年主流の窯業系サイディングよりも厚みが有り、地震や割れに強く、断熱性も高い。
塗料別
ダイヤモンドコート(875,000円)
日本ペイントの認定施工店のみが施工可能な、長期美観・高耐久なダイヤモンドコートの施工参考価格。
仕上げの超低汚染クリアーコーティングで10年以上色褪せない外壁が実現。
ガイナ(高性能遮熱・断熱塗料)(787,000円)
高性能断熱塗料ガイナの施工参考価格。
宇宙ロケットの断熱技術を住宅に応用し、防音性や防露性、高耐久、防カビ性など様々な性能の利点がある。
このように、同じ場所に使う外壁、塗る塗料でもものによっては20万円近く差があり大きく価格が変わってきます。
見積もりを取る段階で、どのような外壁や塗料を使うのか、予算を考慮し変更することは可能なのか、などは確認しておきましょう。また、外壁の損傷状態によって、家を守るためにあえて高い外壁や塗料を勧められていることもあります。どのような理由でこの価格になるのかをしっかり確認し、理由もきちんと説明できる業者に今後も頼むと安心です。
外壁リフォームは数十万円単位での資金が必要です。いざ必要な特にすぐに行動できるようにしておきましょう。
外壁リフォームは、築10年が目安といわれています。これは、塗料の耐久年数からみた年数です。
家を建てたばかりですでにお金がかかったのに、またか…と思うかもしれませんが、月5000円の貯蓄でも、10年貯めれば60万円になります。手元にあるのとないのとでは、安心感が大きく異なります。
いつかはやってくる外壁リフォーム、コツコツと備えておきましょう。年月は貯蓄の味方をしてくれますよ。
とはいえ、急遽外壁リフォームが必要になってしまった、調べていくうちにグレードの高い塗料でのリフォームをしたくなった、と状況が変わることも多々あります。
そんな時は、リフォームローンを利用するという方法もあります。全額利用だけでなく、足りない分を分割で支払う、ということもできます。
リフォームローン専用口座を作ることなく、申込書に記入して即日審査をすることができる上、現在使っている銀行口座を使うことができます。また、ローンとはいえ低金利(2.85%)で簡単に利用することができます。最大15年(180回)までの支払が可能なだけでなく、最低10万円から利用が可能で、月々5000円から返済することができます。
リフォームローン利用の流れ
1、ローンの申し込み用紙に記入後、ローン会社に提出
↓
2、ローン会社からの確認の電話に対応
↓
3、ローン会社から審査の可否の連絡を受けた後、正式な工事契約書の締結
↓
4、外壁リフォーム終了後、ローン会社の完了確認書にサインをして提出
↓
5、記入した支払開始日より、毎月指定の口座からローン会社へ引き落とし開始
このような流れになるので、リフォームローンを検討されている場合は業者に確認してみましょう。
いくら費用が必要で、どんな工事をするのかがわかれば、安心して外壁リフォームを行うことができます。
見積もりや費用、工事内容の説明をしっかりとしてくれる、頼れる行者に外壁リフォームは頼みましょう。
シャインは、先ほどご説明した外壁診断は全て無料で行っています。知識豊富で経験値の高い職人が対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
ひび割れが目立ってきているし、損傷も所々ある…そろそろ外壁リフォームの時期かな、と思いつつも数年が過ぎていませんか?
家を守るために重要な『外壁』。そんな外壁をリフォームせずに暮らし続けると、最悪の場合家が壊れてしまいます。とはいえ、いまいち外壁塗装の必要性がわからない、費用の検討がつかないから尻込みしてしまう、という方も多いかもしれません。
今回は、外壁リフォームの必要性と塗料別にかかる費用、塗料を選ぶ際のポイントを見てみましょう。このコラムが、外壁リフォームに踏み出すきっかけになれば幸いです。
コラムのポイント
・塗装には寿命があります。また、家の健康を回復するためにも、外観を美しく保ち続けるためにも、外壁リフォームは必要です。 ・外壁塗装に使う塗料の値段は、性質によって特性や仕上がりが変わります。機能や耐久年数、予算に合わせて選ぶようにしましょう。 ・このコラムを読んでいただくことで、塗料別外壁リフォームにかかる費用を知ることができます。またそれに応じて外壁リフォームの計画を立てていくことができます。
家は一度建てたら終わり、というわけではなく、定期的なメンテナンスが必要です。内装の張り替えや部分的な補修、給排水管などの設備など様々なものがありますが、外壁リフォームもそのうちの一つです。
外壁リフォームの目安は築10年、と言われています。しかし、目に見えて劣化しているわけではなく損傷もしていないため、外壁リフォームの必要性はないのでは、という意見も散見します。
しかし、外壁リフォームをやらないという選択は、とても危険です。
外壁リフォームの必要性① 塗料には寿命がある
外壁リフォームをする際、いくつかの塗料を使います。この塗料は、半永久的に効果が持続するというわけではなく、耐用年数があります。
家の外壁は、常に雨風にさらされて直射日光を浴び続けます。家を守る塗料ですが、常にそうやって外部の刺激を受け続けることで、日に日に防水性や遮熱性は下がっていき、家を守ることができなくなってしまうのです。結果、さらされた外壁材が直接、雨水や直射日光の影響を受けてしまいます。そうなると、塗装以外の修復費用がかかり場合によっては、雨漏りなどの工事費用も発生してしまいます。
塗料には寿命があります。塗料の寿命に合わせて外壁リフォームをすることで、本来の塗料による保護効果を取り戻し、別途工事などの大きな出費を抑えることができます。
外壁リフォームの必要性② 家の健康回復を図ることができる
塗料の耐用年数を過ぎると、防水性の低下や強度の劣化が起こり始めます。それは外壁のヒビや剥がれにつながります。
きちんとした外壁リフォームを行うことで、防水性の向上やさらなる補強をすることができます。また、下地処理という工程も同時に行うことにより、強度がアップします。
体調のすぐれなかった人が、食生活を改善することで一気に健康状態が回復するように、外壁リフォームをすることで大切な我が家の健康状態は一気に回復します。
外壁リフォームの必要性③ 大切な我が家を美しく保つ
外壁リフォームをすることによって、家の印象はガラッと変わります。今までもこれからも住み続ける、大切な我が家。見違えるような外観に生まれ変わると、これからもまた大切にしよう、と思うことでしょう。
しっかりと手をかけていくことで、安心安全に暮らし続けることができるのです。
このように、外壁リフォームをすることで、大切な家を守り続けることができるのです。特に塗料の劣化については、プロの目でしか判断できない部分が多々あります。
劣化していないから、お金がかかるから、という判断をする前に、一度プロの目でチェックしてもらいましょう。
外壁リフォームにかかる費用、といっても業者によって様々です。それだけでなく、同じ塗料で外壁リフォームを行っていたとしても、取り扱う職人の知識や技術によって仕上がりは大きく変わってきます。
『職人が正しい知識を持ち、正確な工事を行う業者』
を大前提として施工業者を選ぶようにしましょう。
では、外壁塗装にかかる費用を見てみましょう。
タイプ別(塗装面積150㎡の場合)
・モルタル外壁(578,000円)
日本ペイントの水性シリコン塗料を使用した場合の料金。
・サイディング外壁(732,500円)
日本ペイントの水性シリコン塗料を使用した場合の料金。
・ALC外壁(789,000円)
ALCパネルを日本ペイントの水性シリコンで塗装した場合の料金。
ALCパネルとは、軽量発泡コンクリート(autoclaved lightweight aerated concrete)の略で、近年主流の窯業系サイディングよりも厚みが有り、地震や割れに強く、断熱性も高い。
塗料別
ダイヤモンドコート(875,000円)
日本ペイントの認定施工店のみが施工可能な、長期美観・高耐久なダイヤモンドコートの施工参考価格。
仕上げの超低汚染クリアーコーティングで10年以上色褪せない外壁が実現。
ガイナ(高性能遮熱・断熱塗料)(787,000円)
高性能断熱塗料ガイナの施工参考価格。
宇宙ロケットの断熱技術を住宅に応用し、防音性や防露性、高耐久、防カビ性など様々な性能の利点がある。
これらの価格は、使用塗料や家の劣化状態により変動します。また、形状や現場の状況によっては施工内容が変更になり、多少価格が前後する場合もあるようです。
予算に合わせて、塗料を選ぶようにしましょう。
外壁リフォームにおいて、塗料は重要な役割を果たします。もちろん、高い塗料は品質性能ともに優れています。しかし、それだけで選ぶのではなく、幾つかの視点を持って選ぶことが重要です。
塗料には、それぞれに突出した機能があります。
近赤外線(温度上昇の原因)を反射することで、室内の温度上昇を抑える塗料の性能のこと。室内の温度上昇、熱による建物の劣化も抑える働きがある。
家の内部へ雨水が浸入することを防ぐ塗料の性能のこと。雨水の浸透を防ぎ、塗膜がひび割れから家の内部へ水が浸入することを防ぐ働きがある。
汚れの付着を防ぐ塗料の性能のこと。汚れを防ぐだけでなく、雨水で汚れを洗い流すセルフクリーニング性能を持つ塗料もある。
カビや細菌、藻類の発生を抑える塗料の性能のこと。カビや細菌、藻の増殖によって家が劣化することを防ぐ働きがある。
どの性能を重視しているのか、どの性能を効果的に発揮してほしいかを明確にした上で、塗料を選ぶようにしましょう。
選び方⒉ 家の環境を考慮する
海沿いにある家であれば防水性の高い塗料を選ぶ、近くに工場が立ち並んでいるので防汚性の高い塗料を選ぶ、雨の多い地域なので防水性の高い塗料を選ぶ、といったように、住む土地の気候や環境によって選ぶ塗料は変わってきます。
土地や環境にあった塗料を選びましょう。
選び方⒊ 塗料の耐久年数と予算との相談
外壁塗装の塗料には、それぞれグレードがあります。もちろん、グレードが高いほど塗料の機能は高く耐久年数も長くなります。しかし、その分費用も高くなってしまいます。
長い目で見たときに、どのくらいの耐久年数であれば納得できるのか、予算に合わせた塗料はどんなものなのか、は人それぞれです。家庭の状況に合わせて、塗料を選びましょう。
外壁リフォームをきちんと行うことで、大切な家に安心して住み続けることができます。
外壁リフォームの際、使う塗料や劣化の状態、家の形状によって費用は変わってきますので、まずは無料外壁診断を受けることをお勧めします。
メールやお電話にて、お気軽にお問い合わせください。
外壁塗装をした場合、確定申告で控除をして、税金を安くすることができます。ただ、確定申告の知識や経験がなければ、難しく感じてしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、外壁塗装で利用できる確定申告の控除についてお伝えします。
外壁リフォームをした場合、税金の控除として
「住宅借入金等特別控除」
を利用することができます。
住宅ローンを利用した新築の購入やリフォームをすると、年末の残高を基に計算し、マイホームに住み始めてからの所得税が控除されるという仕組みです。(※2021年12月末まで)控除できる金額は住宅の種類によって変わります。控除額の上限は、
「住宅ローン残高の1%」
を控除することができます。控除期間は、約10年間となっており、自宅に住み始めたのが2014年1月以降に限られます。
リフォーム費用が100万円以上の場合のみ
ただ、住宅借入金等特別控除は、リフォーム費用が100万円以上になった場合のみとなります。もしそれ以下の費用で収まった場合、控除はできません。標準的な外壁リフォームを行ったことで100万円に達しなかった場合、あえて費用を100万円以上になるようにする…といったことは避けた方が良いでしょう。無理に塗装費用増やしたとしても、減税額が増えるわけではありません。余計に費用がかかってしまう場合もあります。
外壁リフォームをし、「住宅借入金等特別控除」を利用する場合、確定申告を行う必要があります。
確定申告とは、収入を税務署に伝え、納税額を確定する流れをいいます。毎年2月中旬から3月下旬が確定申告のシーズンで、自営業や年金を支給されている人が税務署に訪れるニュースを目にするのではないでしょうか。企業ではたらくサラリーマンは、毎年12月頃の年末調整(所得税の清算)をしているため、納税作業はあまり経験がないかもしれません。
確定申告をすることで、払いすぎた税金(源泉所得税)を還付金という形で返してもらうことができますし、もし納税額が少ない場合、足りない税金を追加で収める、という作業が必要となります。
会社勤めをされている方でも、年収2千万円以上の収入があったり、副業で稼いでいたりする場合は確定申告をしなければなりません。会社勤めとはいえ、自営業のような扱いを受けるため、確定申告をしないと社会保険控除が差し引かれず所得税などの清算ができません。副業での収入がある場合、必要経費を引いた上での差額が2千万円以上になると確定申告が必要です。例えば、FXで稼いでいる場合、インターネットのプロバイダー代、パソコンの購入費用、取引手数料、セミナー代金などを引いて、200,000円以上の金額になれば確定申告が必要になります。
住宅借入金等特別控除の利用方法
では、住宅借入金等特別控除を利用するためにはどのような手順を踏むのでしょうか。
ステップ1 条件を確認する
住宅借入金等特別控除を利用する場合、まずは利用要件を調べましょう。
【住宅借入金等特別控除を利用する5つの条件】1:自分が所有して住んでいる家をリフォームする
2:リフォーム後の床面積が50㎡以上で2分の1が住居用
3:リフォーム、修繕、模様替え、バリアフリー、省エネ対応の工事
4:リフォーム費用が1,000,000円以上
5:リフォーム代金を現金払いしていない
この5つの要件に当てはまった場合、住宅借入金等特別控除を利用することができます。
ステップ2 工事費はローンで支払う
住宅借入金等特別控除のを利用する場合、工事代金はローンで支払いましょう。住宅借入金等特別控除は、ローンを組まなければ利用することができません。
ステップ3 控除額を計算する
リフォームのローン払いをしたら「控除額の計算」をしましょう。
【住宅借入金等特別控除の計算方法】住宅ローンの残高が3千万円の場合
1:住宅ローン残高×1%の控除率3千万円×1%=30万円まで控除可2:納税額の計算
所得税が約80,000円+住民税約180,000円=約260,000円
3:控除額
所得税:80,000円+住民税:136,500円(課税所得所得の7%が上限)
上限については、住宅を購入したタイミングで変わってきます。例えば、2009年1月~2014年3月に一戸建てを購入した場合は、課税所得金額の5%が控除額の上限となります。
ステップ4 必要な資料を揃える
控除額を確認したら、確定申告に必要な書類を揃えます。住宅借入金等特別控除を利用する場合。以下書類が必要です。
【住宅借入金等特別控除で必要な書類】
住宅借入金等特別控除の明細書(税務署、国税庁のホームページからダウンロード)
源泉徴収票(会社から発行)
本人確認書類(マイナンバー、運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
住宅ローンの残高証明書
土地の登記事項証明書(法務局で申請)
土地の売買契約書(写し)
住宅性能評価書、耐震基準適合証明書(写し)
長期優良住宅の通知書(該当する物件のみ、写し)
確定申告が始まる前や、期間中は税務署が大変混み合います。前もって準備をしておきましょう。
ステップ5 住宅借入金等特別控除の申請書と残高証明書を作成
する住宅借入金等特別控除を受ける場合、外壁リフォーム翌年から申請書の提出が必要です。住宅借入金等特別控除が利用できる10年間は、申請書を提出し続ける必要があります。住宅ローンの控除は申請した年から10年間続くため、年間の所得額をその年の控除額が上回ったとしても、差額分は控除され、最大400万円までが10年間で控除を受けることができます。
もし10年以上のローンを組むような100万円以上の高額な外壁塗装工事を予定しているのであれば、ぜひ利用しておきたい制度です。
ステップ6 確定申告書を作成する
必要な書類を揃えた人は、確定申告書を作成、提出します。
確定申告の疑問点は…
確定申告でわからない点は、税理士に相談するようにしましょう。不確かなままで進めていくよりも、安心です。住宅借入金等特別控除は利用する人も多く、毎年同じような案件が発生しているので、スムーズに対応してもらうことができます。
先ほどもお伝えしたように、確定申告の期日中は税務署が大変混み合います。対応できる人数も限られており、書類作成がスムーズに進まず、結局期日が過ぎてしまった…ということがないように、あらかじめ準備はしておきましょう。
外壁リフォームを
住宅ローンを利用して外壁リフォームをすることで、条件さえクリアすれば住宅借入金等特別控除を利用することができます。しかし、控除を受けるには、申請書や確定申告書の作成が必要です。
シャインでは、大手ローン会社のイオンプロダクトファイナンスやオリコと提携しています。外壁リフォームで住宅借入金等特別控除を利用するための要件である住宅ローンの利用も、スムーズに手続きを進めることができます。金融機関と変わらないローン金利とスムーズな手続きで、何かと大変な外壁リフォームの作業負担を減らすことができます。
住宅ローン控除制度に詳しいので、申請完了までの流れがスムーズなだけでなく、必要書類の種類もしっかりと把握しているため、手続きもフォローすることができます。また、工事完了後に住宅借入金等特別控除が利用できないといったトラブルが発生するリスクも低くなります。
これから外壁リフォームを行う予定の方、外壁リフォームに必要な予算やローンについて詳しく話を聞きたい方など、是非一度お問い合わせください。
外壁リフォームをする場合、とても気になるのがその相場と施工する会社です。今回は、外壁リフォームにかかる平均的な相場、と塗料の種類、外壁リフォームをお願いする会社を選ぶポイントをご紹介します。
外壁リフォームの相場はどのくらい?
外壁リフォームをする前にチェックしておきたいのが相場です。車や家電を購入する時なども、価格を調べたり口コミを確認したりしますよね。
外壁リフォームの相場は、一般的には約200,000円~約2,000,000円
と言われています。作業内容によっても、使う塗料によっても違いますが、塗り替え→重ね塗り→張り替え(既存の外壁材を解体)の順番で費用が高くなる傾向にあります。足場を組むかどうかによっても価格は変わってきます。
【価格別】リフォームの内容
では、価格ごとにできるリフォーム内容はどのようなものなのでしょうか。
ひび割れやコーキングの補修(200,000円~400,000円前後)
外壁リフォームで比較的安い費用でできるのは、ひび割れやコーキングの補修です。地震や地盤の歪みによって、外壁にはひび割れが起きます。築年数が古いものに限らず、築年数が2~3年目の新しい物件であってもヒビが入ることはあります。
【ひび割れやコーキングの補修の内訳】項目 | 材料費(コーキング剤) | 足場の組み立て・養生・メンテナンス費用 |
工事費 | 足場の組み立て費などに含む | 300,000円 |
外壁の塗装工事(800,000円~2,000,000円前後)
外壁リフォームの中でも定番の塗装工事。外壁の面積によって金額が異なりますが、800,000円~2,000,000円前後
が相場です。しかし、使用する塗料によって1㎡あたりの単価が異なってきます。【塗料別の価格差】
塗料の名称 | アクリル | ウレタン | シリコン | フッ素 | 無機 | 光触媒 |
1㎡あたりの価格 | 1,000円~2,000円 | 2,000円~2,500円 | 2,500円~3,000円 | 3,000円~5,000円 | 4,000円~5,000円 | 4,000円~5,000円 |
安めの塗料の場合初期費用は抑えることができますが、耐用年数が5~8年と短く、長持ちしないために結果としてランニングコストがかかります。価格が高い塗料の場合、耐用年数が15~20年と長く、耐久性に優れています。
外壁の張り替えや重ね張り(1,500,000円~2,000,000円前後)
外壁リフォームで比較的価格が上がるのが「張り替え」と「重ね張り」
です。外壁に板材(サイディング)を付ける「重ね張り」は、廃材が少ないので、工事費を抑えることができます。張り替えは、既存の外壁を取り除くため廃棄費用がかかります。
【重ね張りの場合(※外壁がモルタルの場合)】
項目 | 板材や下地の費用 | 足場の組み立て・養生・メンテナンス、付帯工事 |
工事費 | 約500,000円 | 約1,300,000円 |
工事内容によって、外壁リフォームの価格は変わってきます。また、使用する塗料の差でも、価格は大きく変わってきます。
塗装の耐久年数は、期待耐用年数をもとに考えられています。そのため途中段階としてチョーキングや色あせがどうしても発生してしまいます。
ダイヤモンドコートは、UVカットクリヤーコーティングの優れた美観保持性が、耐用年数に至るまでの美観の低下を防止します。そのため、キレイな色ツヤが10年以上長持ちします。また、ダイヤモンドコートの塗膜表面は優れた親水性で、表面に付着した汚れも雨で流されてしまいます。また、防藻防カビ性によってカビ菌や藻の発生を抑えることができます。
一般的なモルタル壁からレンガ調のサイディング壁まで幅広い外壁の塗り替え、目地のある2色塗装など、様々な塗装バリエーションに対応しています。
ポリマーが塗膜間の隙間を埋めることで緻密な塗膜形成が可能となりすぐれた高光沢が実現する塗料です。紫外線による外壁塗装の劣化を防ぎ、高い耐久性をもっているにも関わらずリーズナブルなのが魅力です。
ホルムアルデヒドの放散量が少なく、住む人にも環境にも優しい塗料です。
塗料の劣化原因となるラジカルを、制御コントロールするのがタテイルです。光沢保持率はウレタン樹脂塗料の3.6倍、シリコン樹脂塗料の2.5倍、フッ素塗料の1.7倍です。一般的な無機塗料は、硬く引っ張ると塗膜が割れてしまい、地震などでシーリング部などのやわらかい部分の塗膜が割れてしまう可能性があります。しかしタテイルアルファはフレキシブル性に富んでおり、そういった現象を引き起こしません。
周辺温度に適応する性質を持つ、特殊セラミック層によって構成されているため、熱の均衡化をもたらし熱の移動をおさえます。建物外部で熱の発生を抑え、室内の温度を下げるという働きをします。
ガイナは内部に施工することが可能です。そうすることで、エアコンをつけるとエアコンの冷気温度とガイナ表面温度が適応し、熱の移動を最小限に抑えます。
電気代が20%削減する、即効性ある省エネ節電対策の塗料です。室内への熱ごもりを抑制することで、空調への負荷を低減し、節電対策に効果があります。
世界21か国で展開されており、様々な企業の快適な環境に貢献しているだけでなく、遮熱塗料で唯一の、国内国際特許商品です。
元の風合いを残しておきたいレンガ調や石造り調の外壁にも塗装することができるので、外壁が比較的きれいな状態で塗装するのがいいでしょう。
UVプロテクトクリヤーの表面は超親水性塗膜となっており、表面に付着した汚れは雨が浮かして流してくれます。また、防カビ防藻性もあります。
ガラスと同じ珪石を原料とする合成樹脂を採用して、超対候性を実現した無機塗料のタテイル。透明なタテイルは、今のサイディングの美しさはそのままで、優れた性能を外壁に付加することができます。
水性アクリルを100%使用したトップコート材で、新築にもリフォームにも対応しています。エラストコートは酢酸・塩化ビニル系樹脂を添加しておらず、高耐久・高耐候の水性アクリル100%ポリマーです。
撥水性、耐紫外線能力が高く、耐候性や通気性も優れているので藻やカビの発生を防ぎます。また、二酸化チタンが下地の汚れや退色をカバーすることで、美しい発色を持続します。
高弾性でベタつかないので、塵や埃などの汚れやカビなどが付きにくく、メンテナンスもとても簡単です。
このように、多くの種類があります。
性質も仕上がった際の色味なども異なってきますので、詳しくはお問い合わせください。
外壁塗装で気を付けるポイント
では、外壁リフォームをする際はどのようなポイントに気をつけたらいいのでしょうか。
ポイント① 長持ちする素材を選ぶ
ランニングコストを意識する場合、耐用年数が長い塗料を選びましょう。予算や外壁によって、適切な塗料は変わってきますが、長期的な視点で見た時に長持ちする素材の方がのちの出費を抑えることができます。
ポイント② 定期的な「ひび割れ」や「汚れ」のチェック
定期的に、ひび割れや汚れは確認するようにしましょう。小さいひび割れの段階で対応できれば、のちの被害や出費を抑えることができます。また、何か変化があった時にもすぐに気づくことができます。
外壁リフォームはともに家を守ることができる会社で
外壁リフォームを頼む際、職人の意識が高く、知識、経験ともに豊富な会社を選ぶようにしましょう。
費用をわかりやすく伝える「優良企業」
外壁リフォームの費用をわかりやすく説明してくれるに越したことはありません。業者だけが理解しているのではなく、こちらも工事内容を把握し、納得できる会社を選びましょう。
認められた業者だけが使える「ダイヤモンドコート(塗装)」
耐久性の高い「ダイヤモンドコート(日本ペイント)」
を使用できる会社は、限られています。日本ペイントが認めた業者が使える塗料で、千葉県北西部や茨城県全域でダイヤモンドコートが使えるのはシャインだけです。
保証の充実
外壁リフォームの保証が充実しているかは重要です。充実している会社は、以下のようなトラブルが起きても、修理代金はかかりません。
【シャインで安心!トリプル保証とは?】「保証内容」
外壁の剥がれ
膨れ
ひび割れや亀裂(クラック)
コーキングの補修
外壁のリフォーム会社とは、リフォームしたその時だけではなく、工事が終わった後もずっとつながり続けるものです。いつまでも信頼できる業者と、大切な外壁を守っていきましょう。
外壁リフォームをしようと考えている、現在の外壁の健康状態を知りたい…。そんな時にお勧めなのが、外壁診断です。
プロの外壁診断を受けるからこそ見えてくる、大切な我が家の健康状態。早めに知ることで、適切なリフォームをすることができるだけでなく、場合によっては、今は何も対処しなくてもいい、ということもわかります。
家にとって重要な役割である外壁診断の必要性と、外壁診断の流れと内容を見てみましょう。
コラムのポイント
・外壁診断を受けることで、家の劣化状況や今後必要なメンテナンスを把握することができ、さらなるダメージを生む前の対策を打つことができます。
・外壁診断は、無料で5種類以上の診断をしてもらうことができます。結果に応じて、今後の外壁リフォームを行うかどうかを決めていきましょう。
・このコラムを読んでいただくことで、外壁診断の必要性とその流れを知ることができ、外劇リフォームを不安なくスムーズに進めていくことができます。
外壁リフォームをする前に、まずは住まいの健康診断である
『外壁診断』
を受ける必要があります。
外壁診断を受けることで、
・外壁にひび割れが発生していないか
・色褪せの進行状況はどうか
・本当に、今、塗り替えが必要かどうか
・どんな補修工事が必要か
・塗装メンテナンスは今後、どのようなものをしていけばいいのか
などのような、家の劣化状況を大きく知ることができます。
外壁診断の結果を元に、塗り替え時期の目安や塗り替え工事の見積額、必要な補修工事を知り、今後の塗装メンテナンス計画を立てていくことができます。
築年数がある程度経過したため、外壁塗装を考えているという方も多いかもしれません。
イメージチェンジのための外壁塗装を除き、ある程度年数が立っているのであれば、塗料の劣化による塗り直しが必要となります。しかし、年数が経過したからといって、外壁塗装が必ずしも必要でない場合もあります。表記されている塗料ごとの耐用年数はあくまで目安であり、天候や手入れの頻度など家の環境によって、外壁の状態は異なってきます。
外壁に使う塗装には、幾つかの種類があり、それぞれ性質やグレード、耐用年数が異なります。塗料の内容や使用状況によって変わりますが、一般的に以下のような耐用年数と言われています。
・アクリル樹脂系塗料…約5~8年
・ウレタン樹脂系塗料…約8~10年
・シリコン樹脂系塗料…約10~12年
・ラジカル制御系塗料…約12~15年
・フッ素樹脂系塗料…約15~20年
外壁診断の結果、これらの塗料の劣化具合によってはまだ塗装の必要がないと判断される可能性もあるのです。
外壁は、常に風雨や強い紫外線などから私たちを守ってくれています。頑丈な造りに見えても、見た目以上に実はダメージを受けているのです。
そんな外壁は、外壁診断を受けなければ気づくことができなかったような、小さな劣化や破損が生じています。たとえ小さな破損であっても、気づかずに放置しているとそこから雨水が浸入してしまいます。結果、柱や梁などを腐食させてしまったり、さらに大きな破損や腐食を生んでしまったりする可能性があるのです。
適切な外壁診断を受けることで劣化や破損を発見することができれば、、惨事に見舞われる前に対策を打つことが可能になるのです。
外壁診断によって、早急な外壁リフォームをしなくてもいいということがわかれば、それだけで安心ですよね。それだけでなく、外壁の現状がわかることで、今後どんなメンテナンスが必要か、いつ頃どんな内容で行うのがいいのか、なども知ることができます。
場合によっては、メンテナンスが簡単にできる塗装方法に切り替えたり、今のうちに大規模な修繕を行ったりと、家に大切に住み続けるため、長持ちさせるための計画を立てることができます。今後のメンテナンス時期がわかることで、費用の積み立てが計画的にできるというのも大きなメリットです。
外壁リフォームを迷っている、外壁の健康状態を知りたい、という方はまずは外壁診断を受けてみましょう。診断を受けることで、現在の外壁の状態がわかるため、今後の身の振り方を現実的に判断することができます。
診断を受けると外壁リフォームをしなければならないのでは…、と躊躇されるかもしれませんが、家の状態に合わせて適切なアドバイスをお伝えしているので、強制的に契約を促したり、契約しないから診断結果は詳細に伝えなかったり、ということはありません。
では、実際の外壁診断はどのような流れの中で行われるのでしょうか。
お問い合わせから診断後までの流れを見てみましょう。
まずはお問い合わせをします。メールまたは電話にて問い合わせをしていただき、状況確認を行います。その際、この先の日程がわかるのであれば訪問日時の相談もしておきましょう。
・外壁の種類
・現在状況
・築年数(今までの外壁リフォーム経験の有無)
などを準備しておくと、スムーズに話を進めることができます。
お問い合わせで決めた日程で、無料訪問診断を行います。
視診や触診だけでなく、専門の器具を使い無料とはいえ本格的な調査を行います。
打診用のハンマーで外壁を叩きながら行う調査のことです。塗膜やタイルの浮きをチェックします。
塗膜の劣化やひび割れなどによって、外壁は雨水を含んでしまいます。水分を含んだ外壁の上から塗装してしまうと、含まれている水分が蒸発しようとして新しい塗膜が膨れてしまう場合があります。目で見て、どのくらい水分を含んでいるかはわからないので、含水率を見て塗装が可能な状態かチェックします。
ひび割れの状況を調査します。その上で、どのような補修方法が適正かをチェックします。
目には見えない劣化も、スコープを使うことで詳細にチェックすることができます。
外壁を傷つけることなく、漏水を視覚的に確認することができます。壁の内部の状態をチェックします。
シーリングとは、建物の隙間を埋めるゴム状の材料のことを言います。このシーリングの劣化状態をチェックします。
遮熱塗装の効果は持続しているのかなどの温度差をチェックします。
正確な施工面積を算出し、実際に塗装をする場合どれだけの面積に塗装をすることになるのか、という数値を出します。
小型の望遠鏡を使い、屋根に上がれない場所でも確認をします。
診断書と、実際に外壁を見ながら診断状況をお伝えします。外壁を見てもらう際は、レーザーポインターを使うことで劣化箇所の説明を具体的に行います。
もしも外壁リフォームが必要な場合であれば、現場の状況や立地、日当たりの状況、周辺環境に合わせて、塗料などの材料をチョイスしてご提案という流れになります。
このような流れに沿って、外壁診断を行います。
見ていただくとわかるように、素人目ではわからない部分がたくさんあります。外壁は、プロが細かく見ることで、必要な補修がわかるのです。
外壁診断を受けることで、今の家が負っているかもしれないダメージを知ることができ、それは結果として大切な家を守ることにつながります。
外壁診断で迷っているのであれば、まずはプロに相談し、適切なアドバイスをもらうようにしましょう。
シャインでは外壁診断を無料で行っています。お気軽にお問い合わせください。
「外壁をリフォームするには、どんな方法がある?」
「それぞれの特徴を知りたい!」
リフォームの初心者にむけて、外壁リフォームにおける3つの方法をご紹介します。やり方によって料金が異なるため、リフォームをする前にチェックしてみてくださいね。
外壁リフォームの種類
外壁リフォームには大きく3つの種類があります。
① 取り外しをしない『重ね張り』
外壁リフォームには「重ね張り」という方法があります。
重ね張りは、既存の外壁を取り外さないでタイルを取り付ける方法です。そのため、外壁を解体する費用がかからないので費用を抑えられるメリットがあります。
パソコンに例えると、ファイルを管理する「上書き保存」のようなものといえるでしょう。
② 塗料を利用する『塗り替え』
塗り替えは、古くなった住宅の外壁に塗料を塗ることを指します。「ペンキ塗り」に近いものです。
塗り替えでは、塗料によって金額が異なります。例えば、アクリルやウレタンで作られた塗料は、1㎡あたり約1,500円とリーズナブルです。しかし、耐久性が弱いため、長く使うことはできません。逆に、無機や光触媒で作られた塗料は、1㎡あたり約4,000円前後とアクリルの3倍近い費用がかかりますが、耐久性や防水性に優れているため、長持ちしやすいのがメリットです。
このように塗料を価格、品質のどちらを重視するのかによって、リフォームの費用は変わります。コストを抑えるだけなら「アクリル」や「ウレタン」を、長持ちする塗料を探している人は「フッ素」「無機」「光触媒」がおすすめです。
いずれを選ぶにしても、現状の外壁の劣化症状に合わせた下処理を怠っては長く持たずに数年で剥がれたりもしてしまいますので、塗料選定の前に、正しく施工してくれる業者選定が最も重要と言えます。
③ 外壁を解体する『張り替え』
張り替えは、既存の外壁を取り除いて、新しい板材(サイディング)を取り付けるものです。外壁の耐用年数(10年~15年)を過ぎている物件では、張り換えをするケースがあります。
予算にもよりますが、新しくて性能の良い外壁材を新たに変えることで、住宅の印象を変えることもできます。外壁の防水性も高めることができるので、水漏れなどを防ぐことができます。
壁がモルタルで作られている場合は、張り替えはできないため注意してください。工事費も高くなる可能性があります。
【種類別】外壁リフォームの費用
では、重ね張り、塗り替え、張り替えそれぞれにかかるリフォーム費用を見てみましょう。
『重ね張り』した場合の費用
重ね張り費用は、
約1,000,000円~約2,000,000円
です。この料金には、板材(サイディング)などの素材、足場代、人件費等も含まれています。ただし、板材には「窯業」「木製」「金属」「樹脂」があり、素材によって金額が異なります。
1㎡あたりの板材の価格は、以下のとおりです。
【4つの板材の相場】
サイディングの名称 | 特徴 |
薫業系サイディング(1㎡:3,000円~) | セメントと繊維を混ぜた板材。主流のサイディングです。火に強いだけではなく、レンガやタイルなどオシャレなデザインが多いです。 |
木質系サイディング(1㎡:6,000円~) | 木材を平らにしたサイディング。木目調の温かみのあるデザインと熱に強いのが特徴。熱に弱くて、腐りやすいためこまめな管理が必要です。 |
樹脂系サイディング(1㎡:9,000円~) | 樹脂系サイディングは、アメリカで生まれた板材です。 ハリケーンの多いアメリカで使われているため、親善災害にも強いです。素材が軽いため、既存の住宅に重ね張りをしても負荷がかかりません。 |
金属系サイディング(1㎡:4,000円~) | 金属製サイディングは、熱に強い板材です。厚みによって金額が変わるため、高いものでは1㎡あたり約6,000円~7,000円が相場になります。 キッチンにも使われる「ステンレス」などの金属が使われているため、軽くて工事が進めやすいです。メンテナンスをする必要もないため、長持ちする板材を探している人におすすめ。 |
『塗り替え』した場合の費用
塗り替え費用は、約600,000円~約1,500,000円前後です。
しかし、塗り替えに利用するアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、光触媒などがあり、素材によって金額が違います。
外壁リフォームで利用する塗料の価格は、以下のとおりです。
【外壁リフォームで使う塗料】
塗料の名称 | アクリル | ウレタン | シリコン | フッ素 | 無機 | 光触媒 |
1㎡あたりの価格 | 約1,500円~約5,000円 | 約2,000円~約8,000円 | 約2,500円~約10,000円 | 約3,000~約11,000円 | 約4,000~約13,000円 | 約5,000~約19,000円 |
使用期限 | 約5年 | 約8年 | 約10年 | 約20年 | 約20年 | 約20年 |
価格だけを見ると、アクリルが安いですが太陽光に弱いため、耐用年数は約5年とされています。そのため、耐久性よりもコストを重視にする人におすすめです。長持ちする塗料を探している人は、フッ素、無機、光触媒がお勧めです。
価格だけでなく、それぞれの塗料の性能は大きく異なりますので、求める性能と価格をすり合わせて選んでみましょう。
塗料の詳しい説明はこちらがお勧めです。
『張り替え』した場合の費用
張り替え費用は、
約600,000円~約3,000,000円前後
です。外壁の塗り替えよりも工期が短いとというメリットがあります。塗装のような剥がれやめくれもありません。既存の板材が痛んでいる場合や外装のイメージチェンジをすることができます。
こんな症状が見られたら外壁リフォームを!
外壁の状態や、塗料の耐用年数によって外壁リフォームは検討する必要があります。
しかし、耐用年数内であっても、外壁の状態によっては早急にリフォームをしたほうがいい場合もあります。それは、以下のような場合です。
ひび割れがある
家が古くなってくると、外壁にひび割れが現れ始めます。状況によって、だんだんと大きく広がってくることもあるでしょう。小さなひび割れであれば、お施主様自身での補修でも問題はありません。
しかし、幅1㎜を超えてくる大きなひび割れがあったり、以前はなかったひび割れが連続して出現し始めたら、業者による補修が必要です。放置していると水漏れや木材が腐るため、早めに対策をしましょう。
外壁が剥がれている
外壁が剥がれる原因は、結露や雨漏りが考えられます。
状況によっては耐用年数は関係なく、塗装してから3年ほどで剥がれる場合もあります。新築から10年以内の剥がれはメーカーによる保証(無料の補修)が使える可能性もありますが、そもそも気づかずにダメージが溜まっている恐れもあります。
木材が腐っている
もし、家で水漏れが起きている場合、水漏れによる木材の腐食が考えられます。木材が腐っている場合、今後家全体を壊してしまう、ダメージを与えてしまう可能性が高いので、早い段階で業者に相談するようにしましょう。
外壁リフォームをするなら「柏のシャイン」
外壁のリフォームをするなら、松戸や柏エリアが強い「シャイン」にお任せください。
多くの実績をもとに、腕と愛想が良く、プロ意識の高い職人が外壁リフォームを手掛けるシャイン。
これから外壁リフォームをする予定の方も、まずは無料見積もりをしてみたい方も、お気軽にお問い合わせください。
「20年近く住んでいる家では、外壁塗装が必要」。こんな話を聞いたことはありませんか?
しかし、外壁リフォームの経験がない場合、
「外壁リフォームをしたいけど、費用が不明…」
「坪数によって、外壁塗装の費用は違うの?」
「外壁塗装の費用の差はどこで決まるの?」
などといったポイントが気になるのではないでしょうか。
今回は、外壁塗装に必要な予算や内訳、シミュレーションや無料見積もりをご紹介します。
初めて外壁リフォームを行う場合、いくらかかるのかわからないですよね。
この費用を知るためには、塗装に使う塗料と塗装面積を把握しておく必要があります。
外壁塗装には、専用の塗料を使います。塗料にはそれぞれの特性があり、効果も仕上がりも全く異なるものです。
耐久性、遮熱断熱性、色合い、お手入れのしやすさなどそれぞれの特性ごとに見てみましょう。
塗装の耐久年数は、期待耐用年数をもとに考えられています。そのため途中段階としてチョーキングや色あせがどうしても発生してしまいます。
ダイヤモンドコートは、UVカットクリヤーコーティングの優れた美観保持性が、耐用年数に至るまでの美観の低下を防止します。そのため、キレイな色ツヤが10年以上長持ちします。また、ダイヤモンドコートの塗膜表面は優れた親水性で、表面に付着した汚れも雨で流されてしまいます。また、防藻防カビ性によってカビ菌や藻の発生を抑えることができます。
一般的なモルタル壁からレンガ調のサイディング壁まで幅広い外壁の塗り替え、目地のある2色塗装など、様々な塗装バリエーションに対応しています。
ポリマーが塗膜間の隙間を埋めることで緻密な塗膜形成が可能となりすぐれた高光沢が実現する塗料です。紫外線による外壁塗装の劣化を防ぎ、高い耐久性をもっているにも関わらずリーズナブルなのが魅力です。
ホルムアルデヒドの放散量が少なく、住む人にも環境にも優しい塗料です。
塗料の劣化原因となるラジカルを、制御コントロールするのがタテイルです。光沢保持率はウレタン樹脂塗料の3.6倍、シリコン樹脂塗料の2.5倍、フッ素塗料の1.7倍です。一般的な無機塗料は、硬く引っ張ると塗膜が割れてしまい、地震などでシーリング部などのやわらかい部分の塗膜が割れてしまう可能性があります。しかしタテイルアルファはフレキシブル性に富んでおり、そういった現象を引き起こしません。
・GAINA(ガイナ)
周辺温度に適応する性質を持つ、特殊セラミック層によって構成されているため、熱の均衡化をもたらし熱の移動をおさえます。建物外部で熱の発生を抑え、室内の温度を下げるという働きをします。
ガイナは内部に施工することが可能です。そうすることで、エアコンをつけるとエアコンの冷気温度とガイナ表面温度が適応し、熱の移動を最小限に抑えます。
電気代が20%削減する、即効性ある省エネ節電対策の塗料です。室内への熱ごもりを抑制することで、空調への負荷を低減し、節電対策に効果があります。
世界21か国で展開されており、様々な企業の快適な環境に貢献しているだけでなく、遮熱塗料で唯一の、国内国際特許商品です。
・UVプロテクトクリヤー
元の風合いを残しておきたいレンガ調や石造り調の外壁にも塗装することができるので、外壁が比較的きれいな状態で塗装するのがいいでしょう。
UVプロテクトクリヤーの表面は超親水性塗膜となっており、表面に付着した汚れは雨が浮かして流してくれます。また、防カビ防藻性もあります。
ガラスと同じ珪石を原料とする合成樹脂を採用して、超対候性を実現した無機塗料のタテイル。透明なタテイルは、今のサイディングの美しさはそのままで、優れた性能を外壁に付加することができます。
水性アクリルを100%使用したトップコート材で、新築にもリフォームにも対応しています。エラストコートは酢酸・塩化ビニル系樹脂を添加しておらず、高耐久・高耐候の水性アクリル100%ポリマーです。
撥水性、耐紫外線能力が高く、耐候性や通気性も優れているので藻やカビの発生を防ぎます。また、二酸化チタンが下地の汚れや退色をカバーすることで、美しい発色を持続します。
高弾性でベタつかないので、塵や埃などの汚れやカビなどが付きにくく、メンテナンスもとても簡単です。
外壁塗装を行う面積は、見積もり依頼によって把握することができます。使う塗料と、塗装面積によって、外壁塗装にかかる費用を知ることができます。
塗装面積の変更は難しいですが、どんな塗料を使うかによって外壁塗装の料金は変わってきます。塗料の性質や特性、仕上がった時の色味など要望に合わせて決めていきましょう。
シャインの無料見積もりはこちら
外壁塗装に使う塗料と、塗装面積によって外壁リフォームの料金は変わってきます。
それ以外にも、外壁塗装をするために必要なものは幾つかあり、
最終的にその全てを含んだ料金が、外壁塗装の費用となります。
では、費用の内訳を見てみましょう。
養生シートや飛散防止シートの枚数によって、費用は変わってきます。気になる時は見積書ですぐに確認できます。また、外壁の状態によっても使用する材料が変わってきますので、見積もりシミレーションを参考にしてみてください。
家の大きさや場所によって、足場の組み方も変わってきます。
職人さんの費用です。外壁塗装は、機械ではなく職人の手によって丁寧に行われるものです。職人の腕しだいで、クオリティは一目瞭然です。シャインは徹底的に基礎から学び、熱意にあふれた職人ばかりなので、仕事のクオリティはご安心ください
このように、たくさんの人の手と手間がかかって外壁塗装は行われます。
何にどれだけ費用がかかるのか、内訳がどうなっているのかがわかったら、ぜひシミレーションをしてみましょう。
シミレーションにはメリットしかありません。
シミレーションには、工事内容が全て詳しく記載されています。何にどれだけ費用がかかるのかがすぐにわかります。
工事をはじめる前に作業内容がわかるので、どんな外壁塗装をするのかがイメージしやすくなります。
シミレーションをすることで、必要な資金がある程度把握できます。
もちろん、外壁の状態や使う塗料によって料金は前後してきますが、想像以上に費用がかかった、資金が足りない、ということは防げるようになります。
計画的に準備をして、最適な外壁塗装を行いましょう。
シミレーションを行い、ある程度前向きに検討されるのであれば、外壁の無料診断を受けてみましょう。
外壁塗装をする前に、現在の外壁の健康状態を把握することができます。
【シャインの外壁診断】
打診棒調査
含水率測定(がんすいりつ)
ひび割れ度の調査
スコープ調査
赤外線
シーリング調査
これらの診断は、全て無料で行っています。
無料エリアは以下のエリアです。
柏市・松戸市・流山市・我孫子市
野田市・鎌ケ谷市・白井市・船橋市
印西市・市川市・八千代市・習志野市
千葉市・浦安市【東京都】葛飾区・江戸川区・足立区【埼玉県】
三郷市・吉川市・八潮市
【茨城県】
牛久市・龍ヶ崎市・取手市
守谷市・利根市
外壁塗装を行う場合、やはり多くの費用がかかります。これから外壁塗装をしようと思っている、3年後に外壁リフォームを検討している、
などお家によって状況は様々だと思います。
費用や工事内容で不明な点は、ぜひお問い合わせください。
疑問はクリアにして、気持ちよく外壁塗装を行いましょう。