難付着サイディング壁をパーフェクトトップで外壁塗装|ファインパーフェクトベストで屋根塗装 松戸市
この度、松戸市Y様邸の外壁屋根塗装工事をご依頼頂きまして無事に完工致しました。
Y様邸は築15年~20年。シャインのホームページをご覧下さり、メールにてお問合せを頂きました。屋根と外壁のシーリングを、特に気にしていらっしゃいました。現地調査・ご提案の後、シャインへ外壁屋根塗装工事をご依頼頂きました。誠にありがとうございました!
外壁塗装 | パーフェクトトップ | 72-30H/22-90H |
屋根塗装 | ファインパーフェクトベスト | ナスコン |
付帯塗装 | ファインパーフェクトトップ | ND-155 |
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。
外壁、屋根、付帯部…その他コンクリートの箇所等。家全体の汚れを高圧洗浄で徹底的に落とします!最大15Mpaの水圧でコケや藻を除去します。(必要に応じて薬剤を使用して汚れを落とします。)
洗浄工程は約1日の時間を掛けて行われます。
美観性を保ち、耐久性を確保する塗装を施すにはこの洗浄作業を徹底的に行わなければなりません。
【参考記事 】➡ 大切な下処理!高圧洗浄をする理由
施工前
施工後
Y様邸の外壁は塗膜剥がれが発生しておりました。
こちらは塗料だけでは埋まらない為、パテ材で隙間を埋め補修したうえで塗装していきます。
コーナー部は特に経年での挙動(地震・車による振動など)による影響を受けやすい箇所と言えます。
Y様邸の外壁は、現地調査の際に『30倍スコープ』による調査等から、『難付着サイディングボード』である可能性が非常に高い事が分かりました。
難付着サイディングボードの場合は通常の下塗りでは直ぐに上塗りが剥がれてしまうため、専用の下塗り材を塗布する必要があります。
今回は日本ペイントの専用下塗り材『水性パーフェクトシーラー』を使用致しました。
タイル調サイディング壁
下塗り
タイル調サイディング壁
中塗り
タイル調サイディング壁
上塗り
単色調サイディング壁
下塗り
単色調サイディング壁
中塗り
単色調サイディング壁
上塗り
外壁には、日本ペイントの『パーフェクトトップ』を使用致しました。
パーフェクトトップは日本ペイントが『ラジカル塗料』として開発した塗料で、耐候性と仕上がりにすぐれた塗料です。
※耐候性とは塗料が紫外線、雨風などに耐えられるかどうかを指します。
耐候性が高いものほど長い間塗り替えずに済みます。
タイル調の外壁には、ブルー系の『72-30H』単色調の外壁にはイエロー系の『22-90H』をお選び頂きました。そして今回の塗料は、調色にて対応させて頂いております。
塗料にはメーカーによって決められた標準色というものがございます。
今回の様に、標準色以外の色をご希望され選ぶ場合は、工場でその色を作ること(調色)になります。数回に分けて調色をすると、全く同じ色にすることは難しい為、最初の注文時に多めに頼むことになりますので多少コストがかかります。その点、ご了承頂ければ幸いです。しかコストはかかってしまいますが、好みの色味で塗装すると次のメンテナンスまでの10数年、自分好みの色に生まれ変わった我が家を眺める楽しみが出来るのではないでしょうか!
【参考記事 】
➡ 難付着サイディング壁の外壁塗装で失敗しない為には?
➡ リーズナブルなのにシリコンを超える!パーフェクトトップ
➡ 外壁の色選び!色あせしにくい色ってどんな色?
➡ 色あせしやすい色で塗装したい!そのような場合の塗料の選び方
外壁シーリングの打ち替え工事を行いました。サッシ廻りのシーリングは増し打ち工事を行っております。
【参考記事 】
➡ ハットジョイナーとは??
打ち替え工事
施工前
打ち替え工事
既存シーリングの撤去
打ち替え工事
密着を高める為のプライマーの塗布
打ち替え工事
新たなシーリングの充填
打ち替え工事
充填したシーリングを丁寧に均す
打ち替え工事
完成
増し打ち工事
施工前
増し打ち工事
施工後
タスペーサー設置前
タスペーサー設置後
タスペーサーとは簡単に説明致しますと、
屋根材の一枚一枚の重なり部分が塗料で詰まらないように2ミリ程度の隙間を確保する部材になります。
屋根の塗装を行うとスレート屋根材の隙間が埋まりますが、全て埋まるのではなくほんの少しの隙間が出来ます。
その、ほんの少しの隙間に雨水などが入り込み屋根の内側まで水が入り込んでしまう『毛細管現象』が発生してしまいます。
それを防ぐために『タスペーサー』という部材を挿入し、しっかりと隙間を確保していきます。
こうする事で雨水は下へと流れ落ち、内部まで侵入してくる事はありません。
【参考記事 】
➡ 屋根塗装後の雨漏りを防ぐ|縁切り材『タスペーサー』
屋根材にクラックが発生しておりましたので、専用の補修剤にて補修を行いました。
棟板金に打たれている釘に、わずかながら浮きが見られましたので打ち直す作業を致しました。細かい施工箇所になりますが、シャインでは釘頭へのシーリング処理を標準施工として行っております。
この処理を行う事により、棟板金の釘の浮きや釘穴から侵入する雨水を防ぐ事ができます。
【参考記事 】
➡ 屋根が飛んだ!それって実は…
➡ 知らない事が多い!屋根のお話『棟板金』
浮きが見られた釘
浮いた釘の打ち込み
打ち込み後
釘頭のシーリング処理
板金部のシーリング補修
板金部の塗装
屋根塗装には日本ペイントの『ファインパーフェクトベスト』を使用致しました。
お選び頂いたお色は、ナスコンです。
外壁同様丁寧に、下塗り・中塗り・上塗りを施していきます。
外壁と同系色のブルー系で塗装し、統一感が出て明るく爽やかな印象に生まれ変わりました。
施工前
施工後
最後に、タッチアップ・点検をして完工となります。ブルーとイエローのツートンカラーで塗装し、爽やかな印象に生まれ変わりました!松戸市のY様、この度の外壁屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。今後とも柏市のシャインを宜しくお願い致します。気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。