木部塗装と3種ケレンについて 柏市I様邸  下地調整とは?

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今回は柏市I様邸の木部塗装(破風板)の工程です。

近年の住宅では破風板や幕板(化粧板)に木製が採用されることはあまりありませんが、築20年前後のお宅には各所に木が採用されていることが多いです。玄関が木製のお宅もあります。


木特有の風合いを大事にしたい方は多いのですが、やはりメンテナンスは小まめに行わなくてはなりません。
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柏市I様邸は約12年前に塗装されたようですが、すでに塗膜が剥がれてしまっている状態でした。

当然この状態で下塗り、上塗りなんてことをしても何の意味もありません。密着が悪い箇所に塗装したってすぐに剥がれてきてしまいますよね?雨水が浸みてしまった、浮いてきた塗膜を取り除いたうえでの塗装となります。

今回は手作業で除去出来る状態ではありませんでしたので電動工具を使用しての3種ケレンを行っていきます!
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研磨用のパットを装着した電動工具で弱った塗膜や機材を除去していきます。
電動工具を使用すれば簡単に取れるわけではありません。何度も何度もパットを当てていき除去していきます。

手間が掛かる作業となりますが、こうした地味で大変な作業をおこなうことで初めて塗装行える状態となります。

これが木部塗装における「下地調整」といわれるものです。



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3種ケレン完了の写真です。
ここまでやってはじめて塗装が出来る状態となります。

実際にこうしたケレン作業を省いて、また手でさっと軽く剥がしただけで、ただ塗っていく塗装屋も多いのがこの業界の現状です。。

ケレンカスも沢山落ちるので養生も追加で行う必要があります。ケレンと一言でいっても作業内容は様々です。記載されている工事金額の内容を良く精査必要があります。


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そして、いよいよ塗装に入ります! 木部用の下塗りを塗布していきます。
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下塗りの乾燥を待って上塗りを2回塗布していきます。
写真は上塗り1回目です。



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上塗り2回目を入れて完了です!

肌も整い艶感もバッチリです。綺麗に仕上がりました!

お客様にも仕上がりに満足して頂きました。
ただ木製ですので弊社としても定期点検を通して施工後の経過をしっかり観ていきたいと思います。

以上、柏市I様邸の木部塗装と3種ケレンでした!